2歳半で急におしゃべりになる

常に黙々とマイペース、名前を呼んでも振り返ることが少なく、ちょっと心配だった息子。 『もしかして、家の子って、何か障害があるの?』と、育児書を何回も見たりしたこともありました。 でも、2歳半ぐらいになると、そんな心配など吹き飛んでしまうくらい、ある日突然いろいろなことを話し始めたんです。

まるで、今までストックしておいた言葉を一気に放出するかのように、本当に突然おしゃべりになったんですよね。 それからはもう、テレビのコマーシャルや、私の口癖など、あらゆる言葉をまねして話すようになりました。 特に何を教えたわけでもないのに、こんなふうに子供って話し始めるんだなあと半ば呆然としてしまったものです。

まあ、話すようになったからと言っても、まだまだ言葉は不明瞭。 いったい何を言っているのか、よく分からないこともよくありました。 ですから、本人が私たち大人に何か伝えたくて一生懸命話していても、なかなかこちらは理解してあげることができず…。

自分の言い分が通じず、気持ちを理解してもらえないことで、息子がイライラして泣き出すこともよくありました。 せっかく話せるようになっても、まだまだ2歳児は理解不能な『生きもの』でしたねえ。

言葉をすぐに覚えるようになって、うれしかった反面、困ることもありました。 テレビなどで耳にする下品な言葉や、私たちが使う乱暴な言葉なども、すぐに覚えて使い始めてしまうんですよね。 息子の前では迂闊なことを言えなくなっちゃいました。

一度、夫の銀行のパスワードを私が夫に確認していたら、その数字を息子が覚えてしまい、慌てて黙らせたなんていうマンガみたいなこともありました。 片言の発音で話すこの頃の子供の言葉って、分かりにくいけれど思わず笑ってしまうおもしろい発言やかわいい間違いがありますよね。

息子が話すと『イトーヨーカドー』は『イトーヨーカイドー』になり、『バナナ』は『バララ』になりました。 もっと、あの頃の息子のおしゃべりの様子を録画しておけば良かったな…と思ってしまいます。

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